ごく簡単なHTMLの説明

HTMLは本来簡単で便利なものです。「30分間HTML入門」で基本は十分。まずシンプルに自分の情報を表現してみてください。

You can write a document as simple as you like. In many ways, the simpler the better. -- Tim Berners-Lee

簡単なHTMLの説明

だんだん説明の量が増えてきたので、コンパクトな入門ページを用意しました。

HTMLは画面をレイアウトするためではなく、文書を環境に依存せずに共有できるように記述するための約束です。そこを正しく理解すると、実はHTMLは簡単で強力な情報発信ツールになるのです。

  1. HTMLって何だ?
  2. 文書の骨格となる基本要素
  3. ハイパーリンクを提供する
  4. リスト:簡潔な情報表現
  5. その他のよく使う要素
  6. 正しいHTMLのための若干の知識
  7. テーブル
  8. スタイルシート1 - 設定方法
  9. スタイルシート2 - プロパティ
  10. フォーム

以上の説明は主としてHTML4にもとづいています。2014年10月28日付で勧告されたHTML5については文書マーク付け部分について一部対応しています。取り上げている要素タイプ(HTML4の範囲)の一覧、および各ページの記述の原則も、参照してください。

少し詳しいHTMLの説明

特定の内容をやや詳しく説明した文書です。古いものが多いです。

  1. ハンディがあっても利用できるページづくり
  2. 仕様書に見るHTML (5部構成, 2001~2002年に『WebSiteDesign』に掲載)
  3. HTMLの過去・現在・未来
  4. 日付の表記に関するノート
  5. URIとファイルディレクトリ
  6. リンクと権利と責任
  7. ごくごく簡単なDTDの読み方
  8. link要素の使い方
  9. lang属性(言語コードと国コード)について
  10. 文書型宣言の意味
  11. 正しいコメントを書こう
  12. HTML作成に使うテキストエディタを選ぶため若干のヒント
  13. 特殊文字(実体宣言)一覧
  14. Quick Color Table (or 日本語版
  15. HTML 4.0について - DTDの木構造使わない方が良い要素 (1997)

よいHTML、わるいHTML

  1. よいHTML - 全てのユーザーのために
  2. わるいHTML - ユーザーを無視する

※ここにまとめた論点の多くはオンライン・ハイパーテキストのためのスタイルガイドによっていますので、合わせて参照してください。

XHTMLから次世代ウェブへ

HTMLをXMLのルールに従って定義し直したXHTMLは、エージェントによるウェブの活用を目指す上でとても重要な規格です。これからウェブ文書を書かれる方は、XHTMLの採用をぜひ検討してください。

※『セマンティックHTML/XHTML』を上梓しました。

電子テキストで情報発信

インターネットは多くの人に発言の場が開かれています。それはHTMLの知識があるとか無いとかには関係ありません。何かを発言しようとしながらも確信が持てずにためらっている人、こつこつとワープロで作品を書きためてきたけれども、HTMLが難しそうに思えてインターネットに発信できていない人、どうぞ、自信を持って情報を提供して下さい。