歌詞と音楽、あるいは曲の分析
演奏した作品について調べたことをまとめたシリーズで、譜例入り楽曲分析、考察と関連情報、参考文献などで構成しています。歌付き管弦楽作品の勉強から出発しており、これらは対訳と詳細な訳注が柱になっています。
歌詞と音楽
合唱/独唱付き管弦楽作品を演奏した機会に、歌詞と音楽について掘り下げて考えた内容をまとめたものです。対訳は、聖書などの歌詞の出典を踏まえつつ、宗教/文学テキストではなく、音楽作品の歌詞としての訳を試みています(池澤夏樹氏に「歌を聞きながら詞を目で追うにはこれが最適」と評されました)。
- オルフ:カルミナ・ブラーナ(2016年)
- カルミナ・ブラーナ ― 中世写本の詩歌集から(2016年)
- シベリウス:クレルヴォ(2015年)
- バーンスタイン:交響曲第1番「エレミア」(2013年)
- ベルディ(ヴェルディ):レクイエム・ミサ(2013年)
- ベートーベン(ベートーヴェン):ミサ・ソレムニス(2013年)
- マーラー:大地の歌(2012年)
- 大地の歌:原詩からの変遷(2013年)
- シューベルト:ミサ曲第5番変イ長調(2012年)
- メンデルスゾーン:交響曲第2番「讃歌」(2011年)
- フォーレ:レクイエム(2010年)
- ブラームス:ドイツ・レクイエム(2008年)
- ベートーベン(ベートーヴェン):交響曲第9番(2002年)
- マーラー:交響曲第2番「復活」(2015年:試訳のみ)
楽曲分析、そしてテキストと音楽
歌詞のない楽曲の分析シリーズです。文学テキストや民謡に基づくものは、テキストと音楽について考えた内容も含みます。
- ショスタコーヴィチ:交響曲第5番(2015年)
- ルトスワフスキ:管弦楽のための協奏曲(2014年)
- R.シュトラウス:ツァラトゥストラはこう語った(2014年)