ハイドン交響曲第41番の概要と演奏

曲の概要

曲名
交響曲第41番 ハ長調 Hob.I-41
作曲時期・場所
1768
楽章構成
  1. Allegro con spirito
    ハ長調 3/4拍子
  2. Un poco andante : ヘ長調 2/4拍子
  3. Menuet/trio : ハ長調 3/4拍子
  4. Finale, presto : ハ長調 2/4拍子
楽器編成
Fl:1; Ob:2; Hr:2; Tp:(2); (Timp); Str
備考
ノート

1楽章は主和音の全合奏にカンタービレ動きが続く第1主題と、トレモロや跳躍音を使った第2主題が用いられ、展開部ではハイドン得意の「偽再現」が使われる。2楽章では弱音器付きの弦の上にFlが波状のソロを優雅に奏でる。メヌエットは典雅なギャラント様式。終楽章は2/4プレストだが、あたかも6/8のような三連符の刻みリズムによるペルペトゥム・モビルの律動で支配される。

いくつかの演奏=録音情報

演奏者、録音情報と楽章別演奏時間
指揮者演奏CD番号録音年月1234備考
Christopher HogwoodAAM*L'Oiseau-Lyre 433-014-21989-118:247:314:303:2223:47
Bruno WeilTafelmusikSONY SK483701992-025:354:553:243:3017:24
Frans BrüggenO. of 18th CenturyPhilips 462-121-21994-096:435:413:423:0719:13
Adam FischerAustro-Hungarian Haydn O.Brilliant 99925-1119956:015:473:243:2318:35

※録音年月順 (4 records)

※個人的な関心で手元の資料を中心に調べたデータであり、網羅的な情報ではありません。入力ミスなどによる誤りが含まれる可能性があります。年月(日)はISO-8601スタイルで、1806-10は1806年10月を、1806/10は1806~1810年を示します。演奏時間は、の解釈ほか詳しくは内容に関する説明を参照してください(特に古い録音ではリピートが省略されていること多々がありますが、今のところ区別していません)。