ハイドン交響曲第4番の概要と演奏

曲の概要

曲名
交響曲第4番 ニ長調 Hob.I-4
作曲時期・場所
1757/60
楽章構成
  1. Presto
    ニ長調 4/4拍子
  2. Andante : ニ短調 2/4拍子
  3. Finale, temopo di menuetto : ニ長調 3/8拍子
楽器編成
Ob:2; Hr:2; Str
備考
ノート

元気な主題がニ長調で明るく開始され、展開を経ながらも何度も戻ってくるので印象的。アンダンテはニ短調で弱音器を用いたバイオリンが「メッサ・ディ・ヴォーチェ」で歌い、シンコペーションのリズムで伴奏する内声と「歩みの進行」をするバスが不思議な雰囲気を醸し出す。終楽章はTempo di menuettoだが、小さなソナタ形式。1楽章の主題でAからDに下降する音型が用いられたのと反対に、DからAに上昇する音型が特徴。

いくつかの演奏=録音情報

演奏者、録音情報と楽章別演奏時間
指揮者演奏CD番号録音年月123備考
Adam FischerAustro-Hungarian Haydn O.Brilliant 99925-11990-066:125:305:4717:29
Christopher HogwoodAAM*L'Oiseau-Lyre 436-429-21990-07-24/255:453:554:4914:29

※録音年月順 (2 records)

※個人的な関心で手元の資料を中心に調べたデータであり、網羅的な情報ではありません。入力ミスなどによる誤りが含まれる可能性があります。年月(日)はISO-8601スタイルで、1806-10は1806年10月を、1806/10は1806~1810年を示します。演奏時間は、の解釈ほか詳しくは内容に関する説明を参照してください(特に古い録音ではリピートが省略されていること多々がありますが、今のところ区別していません)。