ハイドン交響曲第5番の概要と演奏

曲の概要

曲名
交響曲第5番 イ長調 Hob.I-5
作曲時期・場所
1760/61
楽章構成
  1. Adagio, ma non troppo
    イ長調 2/4拍子
  2. Allegro : イ長調 3/4拍子
  3. Menuet/trio : イ長調 3/4拍子
  4. Finale, presto : イ長調 2/2拍子
楽器編成
Ob:2; Hr:2; Str
備考
ノート

教会ソナタの形式に由来する(という説明は、ウェブスターによればアナクロらしいが)、緩-急-メヌエット-急という楽章構成。1楽章はゆったりした旋律の中にホルンが印象的な響きを加える。2楽章は鋭い付点のリズムで始まり、シンコペーション、トレモロによるテーマが続き、再現部でこれらが融合される。雅な感じの3楽章はトリオで管楽器がソリスティックに活躍。終楽章は短いながら活気あふれるプレスト。

いくつかの演奏=録音情報

演奏者、録音情報と楽章別演奏時間
指揮者演奏CD番号録音年月1234備考
Adam FischerAustro-Hungarian Haydn O.Brilliant 99925-11990-066:536:263:221:4818:29
Christopher HogwoodAAM*L'Oiseau-Lyre 436-429-21991-07-27/296:175:583:461:4617:47

※録音年月順 (2 records)

※個人的な関心で手元の資料を中心に調べたデータであり、網羅的な情報ではありません。入力ミスなどによる誤りが含まれる可能性があります。年月(日)はISO-8601スタイルで、1806-10は1806年10月を、1806/10は1806~1810年を示します。演奏時間は、の解釈ほか詳しくは内容に関する説明を参照してください(特に古い録音ではリピートが省略されていること多々がありますが、今のところ区別していません)。