ハイドン交響曲第3番の概要と演奏

曲の概要

曲名
交響曲第3番 ト長調 Hob.I-3
作曲時期・場所
1761-06/12
楽章構成
  1. Allegro
    ト長調 3/4拍子
  2. Andante moderato : ト短調 2/4拍子
  3. Menuet/trio : ト長調 3/4拍子
  4. Finale, alla breve, allegro : ト長調 2/2拍子
楽器編成
Ob:2; Hr:2; Str
備考
ノート

1楽章は忙しく走る伴奏の上で旋律がゆったり歌う構造が展開され、再現部ではこの長音価の旋律がバスにもまわってくる。アンダンテは短調の繊細な織り模様。メヌエットはギャラント風の響きでカノンが進行し、トリオでは管楽器と弦楽器がコンチェルタント風に対話する。終楽章では、ジュピターを思わせる4つの全音符による旋律がフーガとして展開し、全体が綿密に構成されたソナタとなっている。

いくつかの演奏=録音情報

演奏者、録音情報と楽章別演奏時間
指揮者演奏CD番号録音年月1234備考
Adam FischerAustro-Hungarian Haydn O.Brilliant 99925-11990-065:286:513:101:5517:24
Christopher HogwoodAAM*L'Oiseau-Lyre 436-593-21991-06-18/265:176:413:481:5117:37

※録音年月順 (2 records)

※個人的な関心で手元の資料を中心に調べたデータであり、網羅的な情報ではありません。入力ミスなどによる誤りが含まれる可能性があります。年月(日)はISO-8601スタイルで、1806-10は1806年10月を、1806/10は1806~1810年を示します。演奏時間は、の解釈ほか詳しくは内容に関する説明を参照してください(特に古い録音ではリピートが省略されていること多々がありますが、今のところ区別していません)。