ハイドン交響曲第8番の概要と演奏

曲の概要

曲名
交響曲第8番 ト長調 "夕" Hob.I-8
作曲時期・場所
1761-06/12
楽章構成
  1. Allegro molto
    ト長調 3/8拍子
  2. Andante
    ハ長調 2/4拍子
  3. Menuet/trio
    ト長調 3/4拍子
  4. La Tempesta, presto
    ト長調 6/8拍子
楽器編成
Fl:1; Ob:2; Fg:1; Hr:2; Str
備考
ノート

1楽章は3/8のアレグロ・モルトで、主題が効果的に、スピード感に満ちて展開される。2楽章のアンダンテは親しみやすい優美な旋律をソロ楽器が紡ぎ出していく。すてきなメヌエットの間では、コントラバスソロが活躍するトリオが。プレストの終楽章はハイドンが「嵐」と細かい音符でオクターブを上下する要素(雨?)やFlが跳躍音型で下降してくる要素(稲妻?)など、夏の嵐が朗らかに描写されている。

いくつかの演奏=録音情報

演奏者、録音情報と楽章別演奏時間
指揮者演奏CD番号録音年月1234備考
Neville MarrinerASMF*Philips 411-441-21980-123:535:334:453:4017:51
Adam FischerAustro-Hungarian Haydn O.Brilliant 99925-21989-043:547:365:155:0321:48
Christopher HogwoodAAM*L'Oiseau-Lyre 436-662-21990-105:2711:264:524:5726:42

※録音年月順 (3 records)

※個人的な関心で手元の資料を中心に調べたデータであり、網羅的な情報ではありません。入力ミスなどによる誤りが含まれる可能性があります。年月(日)はISO-8601スタイルで、1806-10は1806年10月を、1806/10は1806~1810年を示します。演奏時間は、の解釈ほか詳しくは内容に関する説明を参照してください(特に古い録音ではリピートが省略されていること多々がありますが、今のところ区別していません)。