ハイドン交響曲第47番の概要と演奏

曲の概要

曲名
交響曲第47番 ト長調 Hob.I-47
作曲時期・場所
1772
楽章構成
  1. Allegro
    ト長調 4/4拍子
  2. Un poco adagio, cantabile : ニ長調 2/4拍子
  3. Menuet/trio : ト長調 3/4拍子
  4. Finale, presto assai : ト長調 2/2拍子
楽器編成
Ob:2; Fg:(1); Hr:2; Str
備考
ノート

1楽章は付点に特徴のある第1主題と三連符が上下する第2主題のソナタで、第1主題が同主短調で再現されて驚く。2楽章では変則的なフレーズを対位法と変奏曲形式の組み合わせで料理していく。3楽章はメヌエット、トリオともに前半と後半が鏡像になり、その結果としての唐突なアクセントが面白い。終楽章は強弱や表情がめまぐるしく入れ替わるプレストで、展開部でHrが聴かせるとんでもない不協和音が強烈。

いくつかの演奏=録音情報

演奏者、録音情報と楽章別演奏時間
指揮者演奏CD番号録音年月1234備考
Christopher HogwoodAAM*L'Oiseau-Lyre 443-779-21993-07-19/218:107:432:545:1324:00
Adam FischerAustro-Hungarian Haydn O.Brilliant 99925-1319955:127:072:155:4320:17
Frans BrüggenO. of 18th CenturyPhilips 462-118-21996-016:157:422:304:3321:00

※録音年月順 (3 records)

※個人的な関心で手元の資料を中心に調べたデータであり、網羅的な情報ではありません。入力ミスなどによる誤りが含まれる可能性があります。年月(日)はISO-8601スタイルで、1806-10は1806年10月を、1806/10は1806~1810年を示します。演奏時間は、の解釈ほか詳しくは内容に関する説明を参照してください(特に古い録音ではリピートが省略されていること多々がありますが、今のところ区別していません)。