ハイドン交響曲第35番の概要と演奏

曲の概要

曲名
交響曲第35番 変ロ長調 Hob.I-35
作曲時期・場所
1767-12-01
楽章構成
  1. Allegro di molto
    変ロ長調 3/4拍子
  2. Andante : 変ホ長調 2/4拍子
  3. Menuet/trio, un poco allegretto : 変ロ長調 3/4拍子
  4. Finale, presto : 変ロ長調 2/4拍子
楽器編成
Ob:2; Hr:2; Str
備考
ノート

1楽章は優雅な主題とギャロップ風の力強い主題が組み合わされ、推進力を持って発展する。2楽章は弦楽器だけの優美なアンダンテ。メヌエットはアウフタクトの三連符で弾みをつけるポコ・アレグレット。終楽章はいろいろな不意打ちの仕掛けが施された楽しいプレストで、開始で使われた和音三連打が集結でもそのまま使われ、不思議な幕切れとなる。

いくつかの演奏=録音情報

演奏者、録音情報と楽章別演奏時間
指揮者演奏CD番号録音年月1234備考
Christopher HogwoodAAM*L'Oiseau-Lyre 433-013-21989-057:179:424:333:1424:46
Nicholas WardNorthern Chamber O.Naxos 8-5507211992-10-27/285:136:013:453:3618:35
Frans BrüggenO. of 18th CenturyPhilips 462-121-21995-105:277:103:553:2519:57
Adam FischerAustro-Hungarian Haydn O.Brilliant 99925-92001-04/055:014:073:003:1815:26

※録音年月順 (4 records)

※個人的な関心で手元の資料を中心に調べたデータであり、網羅的な情報ではありません。入力ミスなどによる誤りが含まれる可能性があります。年月(日)はISO-8601スタイルで、1806-10は1806年10月を、1806/10は1806~1810年を示します。演奏時間は、の解釈ほか詳しくは内容に関する説明を参照してください(特に古い録音ではリピートが省略されていること多々がありますが、今のところ区別していません)。