ハイドン交響曲第12番の概要と演奏

曲の概要

曲名
交響曲第12番 ホ長調 Hob.I-12
作曲時期・場所
1763
楽章構成
  1. Allegro
    ホ長調 2/2拍子
  2. Adagio : ホ短調 6/8拍子
  3. Finale, presto : ホ長調 2/4拍子
楽器編成
Ob:2; Hr:2; Str
備考
ノート

ハイドンの中では珍しく、29番と並んでホ長調という調性をとっている。1楽章は2/2アレグロで、穏やかな主題が弦楽器主体に奏でられる。2楽章はこれも珍しいホ短調で、シシリアーノ風のテーマからユニゾンによる「オペラ風」の世界などを示していく。終楽章は対照的に元気よく、時折予想外の展開をはさみながらも安定して進むプレスト。

いくつかの演奏=録音情報

演奏者、録音情報と楽章別演奏時間
指揮者演奏CD番号録音年月123備考
Christopher HogwoodAAM*L'Oiseau-Lyre 436-663-21990-047:488:463:4820:22
Adam FischerAustro-Hungarian Haydn O.Brilliant 99925-31990-065:079:284:0318:38

※録音年月順 (2 records)

※個人的な関心で手元の資料を中心に調べたデータであり、網羅的な情報ではありません。入力ミスなどによる誤りが含まれる可能性があります。年月(日)はISO-8601スタイルで、1806-10は1806年10月を、1806/10は1806~1810年を示します。演奏時間は、の解釈ほか詳しくは内容に関する説明を参照してください(特に古い録音ではリピートが省略されていること多々がありますが、今のところ区別していません)。