ハイドン交響曲第51番の概要と演奏

曲の概要

曲名
交響曲第51番 変ロ長調 Hob.I-51
作曲時期・場所
1773初
楽章構成
  1. Vivace
    変ロ長調 3/4拍子
  2. Adagio : 変ホ長調 2/4拍子
  3. Menuet/trio I..II : 変ロ長調 3/4拍子
  4. Finale, allegro : 変ロ長調 2/4拍子
楽器編成
Ob:2; Hr:2; Str
備考
ノート

1楽章は弱起の特徴的な動機から始まって、いろいろな性格の要素をとりこんでいく、なかなか複雑なソナタ。2楽章は高音を絞り出す第1Hrと深い低音の第2Hrがリードし、これにObや弦が応えていく。メヌエットは2小節単位のリズムが反復効果を上げ、2つのトリオを挟んでいるのが珍しい。フィナーレは変奏曲で、第4変奏はト短調で情熱的、第5変奏で高音のHrが活躍する。

いくつかの演奏=録音情報

演奏者、録音情報と楽章別演奏時間
指揮者演奏CD番号録音年月1234備考
Christopher HogwoodAAM*L'Oiseau-Lyre 443-779-21993-08-20/2410:0310:413:354:2328:42
Adam FischerAustro-Hungarian Haydn O.Brilliant 99925-1419946:196:022:574:0119:19
Frans BrüggenO. of 18th CenturyPhilips 462-121-21995-107:037:412:293:1820:31

※録音年月順 (3 records)

※個人的な関心で手元の資料を中心に調べたデータであり、網羅的な情報ではありません。入力ミスなどによる誤りが含まれる可能性があります。年月(日)はISO-8601スタイルで、1806-10は1806年10月を、1806/10は1806~1810年を示します。演奏時間は、の解釈ほか詳しくは内容に関する説明を参照してください(特に古い録音ではリピートが省略されていること多々がありますが、今のところ区別していません)。