ハイドン交響曲第24番の概要と演奏

曲の概要

曲名
交響曲第24番 ニ長調 Hob.I-24
作曲時期・場所
1764
楽章構成
  1. Allegro
    ニ長調 4/4拍子
  2. Adagio : ト長調 3/4拍子
  3. Menuet/trio : ニ長調 3/4拍子
  4. Finale, allegro : ニ長調 4/4拍子
楽器編成
Fl:2; Ob:(2); Hr:2; Str
備考
FlもしくはOb
ノート

1楽章は比較的シンプルなモチーフを組み合わせたソナタ。展開部で短調になる前に置かれる全休符が、短調になりそうな流れにちょっとしたインパクトを与えている。2楽章はFl協奏曲ともいえる弦楽器とFlソロだけののどかなアダージオ。メヌエット楽章では主部にはObが用いられ、トリオでFl独奏に入れ替わる。フィナーレのアレグロでは、ピアノの長い音型による導入部の後、活発な主題が現れ、両方のテーマが展開される。

いくつかの演奏=録音情報

演奏者、録音情報と楽章別演奏時間
指揮者演奏CD番号録音年月1234備考
Christopher HogwoodAAM*L'Oiseau-Lyre 430-084-21988-11/1989-045:223:504:334:4518:30
Adam FischerAustro-Hungarian Haydn O.Brilliant 99925-61989-045:115:003:574:5519:03
Nicholas WardNorthern Chamber O.Naxos 8-5507231992-10-01/025:344:273:254:5118:17

※録音年月順 (3 records)

※個人的な関心で手元の資料を中心に調べたデータであり、網羅的な情報ではありません。入力ミスなどによる誤りが含まれる可能性があります。年月(日)はISO-8601スタイルで、1806-10は1806年10月を、1806/10は1806~1810年を示します。演奏時間は、の解釈ほか詳しくは内容に関する説明を参照してください(特に古い録音ではリピートが省略されていること多々がありますが、今のところ区別していません)。