ハイドン交響曲第108番の概要と演奏

曲の概要

曲名
交響曲第108番 変ロ長調 Hob.I-108
作曲時期・場所
1762
楽章構成
  1. Allegro molto
    変ロ長調 4/4拍子
  2. Menuet/trio, allegretto : 変ロ長調 3/4拍子
  3. Andante : ト短調 6/8拍子
  4. Finale, presto : 変ロ長調 2/4拍子
楽器編成
Ob:2; Fg:1; Hr:2; Str
備考
ノート

1楽章は長い音符とトリルの組み合わせによる主題を軸にしたシンプルな構成。2楽章のメヌエットは付点のアウフタクトが特徴で、トリオでは珍しくファゴットが優雅なソロを奏でる。アンダンテの3楽章はト短調のもの悲しいメロディで始まり、平行して動く音型が不思議な響きを生み出している。終楽章は2/4のプレストで、同音反復と広い跳躍を組み合わせた主題が展開される。

いくつかの演奏=録音情報

演奏者、録音情報と楽章別演奏時間
指揮者演奏CD番号録音年月1234備考
Christopher HogwoodAAM*L'Oiseau-Lyre 436-595-21992-013:054:134:372:3314:28
Adam FischerAustro-Hungarian Haydn O.Brilliant 99925-102000-062:563:092:532:3911:37

※録音年月順 (2 records)

※個人的な関心で手元の資料を中心に調べたデータであり、網羅的な情報ではありません。入力ミスなどによる誤りが含まれる可能性があります。年月(日)はISO-8601スタイルで、1806-10は1806年10月を、1806/10は1806~1810年を示します。演奏時間は、の解釈ほか詳しくは内容に関する説明を参照してください(特に古い録音ではリピートが省略されていること多々がありますが、今のところ区別していません)。