W21CAを購入して携帯の定額ネット接続を果たしたのを機に、Flickrに一日一枚ずつ写真をアップロードしてみた。(写真の出来映えはともかくとして)Flickr APIを使うと、ここからメタデータをRDFなどの形で取りだして、自由に活用するという面白い展開が可能になる。
Flickrは写真にタグを与えたりノートとして注釈を加えるといった機能がある。また、写真をオリジナルの状態で保存できる(Exifデータなども保持される)上に、API経由で様々な情報にアクセスできるという非常にオープンなつくりだ。これらを利用すると、Flickrで写真を公開してコミュニケーションを図りつつ、外からそのメタデータを使っていろいろ遊ぶことができる。
試しにつくってみたのが、Flickr2RDFという簡単なツール。Flickr APIのphotos.getInfo
というメソッドで取りだしたデータをRDFに変換するだけなのだが、'ノート'に含まれる座標などの情報をW3Photo Image Region Vocabularyで記述すると、RDFによる画像アノテーションができあがる(例:flickrにアップロードした酉の置物の写真からRDFデータを抽出する)。
作者情報はFOAFで記述できる(Flickrのプロフィールページが、IFPとして機能する)。Flickrのタグは、foaf:topic
にマップできそうだ。精度はともかく、これだけみんなが積極的に付与している「画像キーワード」はなかなかないから、メタデータとしては貴重。
Flickrのノートなら、「画像アノテーション」などと大上段に構えることなく、誰でも気軽に使えるのがいい。画像の(RDF)メタデータを活用するひとつの方法になり得ると思う。これも「小文字のsemantic web」の一種と言えるかも知れない。
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