W3CのRDFクエリ言語として開発中のSPARQLの意味(展開名)が、オリジナルの"Simple Protocol and RDF Query Language"から、"SPARQL Protocol and RDF Query Language"に変更されるんだという。それほどシンプルじゃないだろ、ということもあり、GNU型の自己言及頭字語(recursive acronym)になる名前をDave Beckettが提案して決まったらしい。たいしたことではないのだが、本には元の展開名を紹介しちゃってるからな…
SPARQLに関しては、検索結果をXMLとして返す構文SPARQL Variable Binding Results XML Formatの草案が出たり(12/21付け)、Dave BeckettによるRasqal RDF query demoやAndy SeaborneのSPARQLer demoなどのデモが登場して、なかなか活発な動きになっている。Andyのデモのほうがより仕様の内容をたくさん反映しているようだが、Daveのデモはソースを指定できるので、自分のFOAFやRSSを材料にSPARQLを試してみると、RDFのクエリがどう機能するか実感できて面白いと思う。
関連メモ:
- RDFクエリ言語 SPARQL (2004-10-13)