『セマンティックHTML/XHTML』目次
節(章のサブセクション)単位での目次です。第1章1~2節、第8章3節、第11章1節、第12章4節について、書籍ページのサンプルPDFを用意しています。いずれも版下から起こした見開き単位のPDFです(サンプルPDFの配布場所は、出版社の書籍紹介ページなどに移行する場合があります)。本書ホームページでは例コードのテキストデータを提供しています。
Links bellow provides sample PDF pages.
Part 1. 名前と関係のモデル
コンピュータでデータを扱うためには、適切な名前付けと関係の表現が不可欠です。名前に関する考え方の背景と、関係のモデル、そしてその表現方法を説明します。
- 第1章 メタデータと名前
- 1.1 メタデータの誕生 (サンプルPDF pp.19-28, 1.16MB)
- 1.2 文書のメタデータ (上記サンプルPDFに含む)
- 1.3 名前、コード、メタデータ
- 第2章 ページ構成要素の役割と名前
- 2.1 マーク付けの働き
- 2.2 本文の構造とフレーズ
- 2.3 文書メタデータ
- 2.4 機能ブロックと利用者インターフェイス機能
- 第3章 名前の拡張とマイクロフォーマット
- 3.1 HTMLの名前の拡張
- 3.2 HTML文書のプロファイル
- 3.3 マイクロフォーマット
- 第4章 RDF:グローバルな名前とモデル
- 4.1 RDFトリプルとグラフ
- 4.2 RDFグラフを記述する構文
- 4.3 クラスとプロパティ
- 4.4 セマンティック・ウェブに向けて
- 第5章 GRDDL:メタデータ抽出の標準
- 5.1 XHTMLからのRDF抽出
- 5.2 GRDDL用公開XSLTの利用
- 5.3 XSLTによる変換規則の表現
- 5.4 プロファイルの公開
- 第6章 RDFa:文書にRDFを組み込む
- 6.1 HTML属性を用いたRDF記述構文
- 6.2 リソースへのリンク
- 6.3 リテラル目的語へのリンク
- 6.4 文書メタデータ以外のリソース記述
- 6.5 言語タグとデータ型
- 6.6 CURIE
Part 2. さまざまな語彙による記述
Part 1で検討した名前とモデルの表現方法を活用して、人、イベント、レビューなどの関心事項を表現するための語彙を具体的に取り上げます。記述例はRDFaを中心に、主要なマイクロフォーマットやGRDDLも利用します。
- 第7章 文書メタデータの記述
- 7.1 ダブリン・コア
- 7.2 文献カタログを組み込む
- 7.3 文書メタデータとしてのフィード
- 7.4 デフォルトXHTML語彙とライセンス
- 第8章 人や組織に関する情報
- 8.1 電子名刺を表現する語彙
- 8.2 FOAFによる人の情報記述
- 8.3 FOAFと人のネットワーク (サンプルPDF pp.187-194, 957KB)
- 第9章 時間と場所の記述
- 9.1 iCalendarとhCalendar
- 9.2 RDFカレンダー
- 9.3 場所を表現する語彙
- 第10章 評価と信頼
- 10.1 RDFレビュー
- 10.2 hReview
- 10.3 信頼のネットワーク
- 第11章 ユースケースと応用
- 11.1 基本的なコンテンツメタデータ (サンプルPDF pp.253-259, 1.20MB)
- 11.2 ページ構成要素の再利用
- 11.3 より進んだ応用
- 11.4 必要な語彙を用意する
Part 3. リンクするデータ
データを記述するモデルと語彙が準備できたら、データ自身にもコンピュータが確実に処理できる名前を与える必要があります。そしてその名前を用いてデータが相互にリンクすれば、価値が何倍にもなるネットワーク効果が生まれます。
- 第12章 タグという名前付け
- 12.1 タグと主題システム
- 12.2 メタデータとしてのタグ記述モデル
- 12.3 タグに与えるURI
- 12.4 タグと集合知 (サンプルPDF pp.302-304, 559KB)
- 第13章 グローバルなデータ名
- 13.1 リンクするオープン・データ
- 13.2 さまざまなグローバル名
- 13.3 名前の国際化
- 第14章 メタデータの抽出、確認と検索
- 14.1 RDFグラフの抽出
- 14.2 RDFグラフの確認
- 14.3 RDFグラフの探索
- 14.4 簡単なプログラム
Appendix
- A1. 主要な語彙の一覧
- A2. RDFa処理規則の詳細
- A3. 実験語彙空間
- A4. 参照文献リスト